合氣道とは

合気道は日本の古くから伝わる色々の柔術の流れなどの中から、開祖植芝盛平がその技術を磨き上げ、さらに人格的研鑚によって精神性、求道性を加え、"術"から"道"へと飛躍的に感性せしめたものである。
つまり "不断の心身練磨をもって人間求道のための修業となり" という開祖植芝盛平の信念に基づいて生誕した独自の近代武道であり、その後さらに社会一般への普及組織化にともなう合理的な整備が裏付けられ今日へと発展している。 
その要旨によると、真の武道はいたずらに力に頼って他人と強弱を競うものではなく、自己の人格の感性を願っての求道であると説き、その体現についての道である合気道は宇宙偏在の根源の気と、人間"我"の呼吸を通じての気とが一体化するところにその究極を置くとしている。いわゆる合気道はこの"気" と "理"を和する武道といえるのである。 
盛平がこの合気道を世に出すためには、戦前から戦後にかけ、幾多の精神的遍歴を重ねた。
中でも、起倒流柔術、柳生流柔術、神陰流剣術、大東流柔術などつぎつぎと修業体得し、更に日本古来の宗教的教義や古書等を通じ精神的窮極を追いつつ、それを武術と一体化した処に大きな特徴が考えられる。

徒手で相手と対決しながらその気を導き制する処の合気道は、多分に今日的合理性と洗練された格調とを持つ"現代に生きる日本武道 "といえるものがある。
ゆえに合気道は、その起点である日本を中心としながらも国際的に現代人の心をつかみ大きな飛躍へとつながり、大きく発展しているのである。



 

開祖 植芝盛平翁 (うえしば もりへい) 1883~1969

合気道二代道主 植芝 吉祥丸 (うえしば きっしょうまる) 1921~1999

合気道三代道主 植芝 守央 (うえしば もりてる) 1951~